バイ貝・筍・菜の花

今日はバイ貝・筍・菜の花の煮物です♪

コリっとした貝独特の食感や、あふれ出る旨みが美味しいバイ貝。つぶ貝によく似た貝なのですが、あまり馴染みのない人も多いと思います。

バイ貝は巻き貝の代表的なもので、日本各地の浅い海にいるため、土地土地での呼び名も膨大で、もっとも馴染みのあるものでした。食用としてだけではなく、貝殻を細工物に使われてきました。代表的なものはとがっている部分を切り、鉛を流し込んで独楽とした。これがベイゴマの語源だと言われています。

バイ貝は、めでたいことが倍になるという語呂合わせから、お祝いの席や祭事の際の宴に登場する食材です。中でも「ばいの煮もの」は昔からの定番で、殻ごと煮上げるためバイ貝の旨みを存分に堪能できます。煮付けにするのは特に漁獲量の多い小ぶりなツバイが最適で、「つんこい(小さい)バイ」という方言の呼び名から、その名がついたといわれています。

日本酒にとても合う一品です♪


0コメント

  • 1000 / 1000